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陸運業の天気(2026年秋)

上場企業の目線 薄日中小企業の目線 曇り

国と民間の公開統計だけで、陸運業の景況を4段階で示したページです。どの数字にも出典を付けています。社内の資料や会議にそのまま使えます。

上場企業の目線

陸運業薄日利益 +0.6%・短観 +21

東証に上場する53社の2026年3月期は、営業利益が前期比+0.6%、売上高が+4.3%。日銀短観の大企業の景況感は+21、先行きは+21。

通期 営業利益東証集計 2026年3月期・53社
+0.6%
通期 売上高同
+4.3%
景況感 大企業日銀短観 2026年9月・運輸・郵便
+21 → 先行き +21
主要企業の実績有価証券報告書(EDINET)
準備中

主要企業の業績

主要企業の数字は、金融庁EDINETの公式データに切り替えて載せます(準備中)。

国の施策

  • 追い風改正物流効率化法(2026年4月1日施行分) 出典年間取扱9万トン以上の荷主等を特定事業者に指定し中長期計画・定期報告・CLO選任を義務化。特定運送事業者は保有車両150台以上。荷待ち削減の責任が荷主側へ。
  • 追い風トラック新法(貨物自動車運送事業法等改正) 出典2025年6月11日公布。2026年4月1日から白トラ委託の荷主処罰・実運送体制管理簿義務、公布3年内に許可更新制と「適正原価」を下回る運賃の制限。
  • 追い風鉄道運賃の上限認可(JR東7.1%)・ローカル線再構築 出典JR東日本の7.1%改定を2025年8月1日認可(2026年3月実施、期限付き)。鉄道事業再構築実施計画は19件認定、交付金4,597億円の内数で支援。

人と倒産

  • 運輸業,郵便業の離職率 9.0%(全産業13.7%)入職率 9.6%・入職超過 +0.6pt(雇用動向調査 2025年)
  • 新卒3年以内の離職率 大卒 31.5%・高卒 36.8%運輸業、郵便業・2022年3月卒(全産業は大卒33.8%)
  • 倒産(運輸業) 222件2026年1〜6月・前年同期比 +17.4%
この天気で効きやすい一手 受注が増える局面は、商談が一部の人に集中しがちです。営業の型と、会議で見る数字を先にそろえておくと、伸びを取りこぼしにくくなります。

中小企業の目線

陸運業曇り短観 中小 +17・営業利益 −2.9%

日銀短観の中小企業の景況感は+17、先行きは+14。財務省の法人企業統計(運輸業、郵便業・全規模)では、2026年4〜6月の売上高が前年同期比+1.5%、営業利益が−2.9%。運輸業の倒産は1〜6月で222件(前年同期比+17.4%)。

景況感 中小企業日銀短観 2026年9月
+17 → 先行き +14
売上高 前年同期比法人企業統計 2026年4〜6月・運輸業、郵便業
+1.5%
営業利益 前年同期比同
−2.9%
倒産 1〜6月運輸業
222件
前年同期比 +17.4%
離職率運輸業,郵便業
9.0%

国の施策(詳しい中身は「上場企業の目線」の同じ業種に)

  • 追い風改正物流効率化法(2026年4月1日施行分) 出典
  • 追い風トラック新法(貨物自動車運送事業法等改正) 出典
  • 追い風鉄道運賃の上限認可(JR東7.1%)・ローカル線再構築 出典
  • 中立総合物流施策大綱2026-2030・モーダルシフト 出典
この天気で効きやすい一手 様子見の取引先が増える時期です。既存のお客様への提案の順番と、決め手になる資料を整えておくと、動きが出やすくなります。

陸運業に効く国の施策

  • 追い風改正物流効率化法(2026年4月1日施行分) 出典年間取扱9万トン以上の荷主等を特定事業者に指定し中長期計画・定期報告・CLO選任を義務化。特定運送事業者は保有車両150台以上。荷待ち削減の責任が荷主側へ。
  • 追い風トラック新法(貨物自動車運送事業法等改正) 出典2025年6月11日公布。2026年4月1日から白トラ委託の荷主処罰・実運送体制管理簿義務、公布3年内に許可更新制と「適正原価」を下回る運賃の制限。
  • 追い風鉄道運賃の上限認可(JR東7.1%)・ローカル線再構築 出典JR東日本の7.1%改定を2025年8月1日認可(2026年3月実施、期限付き)。鉄道事業再構築実施計画は19件認定、交付金4,597億円の内数で支援。
  • 中立総合物流施策大綱2026-2030・モーダルシフト 出典2026年3月31日閣議決定。2030年度にトラック輸送力34%不足の前提で鉄道・内航の輸送量を10年程度で倍増。長距離幹線トラックには需要シフト。

これから半年の、制度の変わり目

  1. 最低賃金の引き上げ(都道府県ごとに12月2日まで順に発効)

    全国加重平均は1,177円、前年度から56円上がります。自分の県の金額と発効日は都道府県のタブで見られます。 出典

  2. インボイスの経過措置が縮小

    免税事業者からの仕入れで差し引ける消費税が80%から70%に下がります。2028年10月には50%になります。 出典

  3. 中小企業省力化投資補助金(一般型)第8回の締め切り

    人手不足を補う機械やシステムの導入を補助します。上限は従業員数などで750万〜8,000万円、補助率は原則2分の1です。 出典

  4. 免税販売がリファンド方式へ

    免税店はいったん税込で販売し、出国時の確認のあとで消費税分を返す仕組みに変わります。 出典

  5. みらいエコ住宅2026事業の交付申請期限

    省エネ性能の高い新築・リフォームへの補助です。予算がなくなり次第終わります。 出典

  6. 育成就労制度が始まる(技能実習は移行)

    外国人材の受け入れが「3年で育てて特定技能へ」の形に変わり、一定の条件で本人の希望による転籍が認められます。 出典

陸運業の天気を、自社の打ち手に

天気図の数字をもとに、いまの売り方と決め方のどこから直すと効くかを30分でお話しします。オンラインで伺います。